2009年7月30日木曜日
AISAS理論を考える
こんにちは、名古屋の時間貸しレンタルオフィス、レンタル自習室の@Spaceアットスペース管理人の中井です。
さて、本日は少しマーケット理論を記載したいと思います。
なぜかって、現在のWeb技術の発展で進化した理論の自分なりの頭の整理ってところでしょうか。
40代半ばのオヤジ(私)は、何かにまとめて書かないと忘れてしまうのであります。(;一_一) やだやだ!
では、
私、以前、会社員時代に中小企業診断士の資格試験勉強をしておりました。
理由はね、、
SE(システムエンジニア)職で働いておりましたが、作業時間の多くをPM(プロジェクトマネージャー)としてプロジェクト管理に携わっておりました。
そのため、スケジュール管理、要員管理、コスト管理等のスキルが必要で、かつプロジェクトの初期段階でお客様と接する上でコンサルティング能力も必要であったため、同様のスキルが必要な中小企業診断士の資格試験勉強も勉強のため挑戦することにしたんですよ。
コンサルタントって、カッコいいしね。
結論から言いますと、この資格試験は不合格でした。
人生は甘くないです。((+_+))
しかし、この資格試験勉強を通して多岐にわたる知識が持てたので有意義であったと考えております。
負け惜しみじゃないですよ!。でも少し負け惜しみ。
その教材の中で、当時のマーケット理論が出てきました。
それは、AIDMA(アイドマ)の法則と呼ばれるものでした。
消費者がある商品を知って購入に至るまでに次のような段階があるとされる。
■Attention (注意)
■Interest (関心)
■Desire (欲求)
■Memory (記憶)
■Action (行動)
その時は、ん~!なるほどと感心して教材を読みました。
そかし、その後、インターネットや検索エンジンが爆発的な速さで発展しました。
その結果、消費者の行動にも変化が生まれ次の法則に変わったと提唱されるようになりました。
それが、
AISAS(アイサス)理論と呼ばれるものです。
この理論は、電通が「ネットアクティブ男女の情報&消費生活」の報告書の中で提唱しました。
さすが、電通さん。時代を読んでますね。
では、AISAS理論とはマーケティングにおける消費行動は以下のプロセスであると記しています。
■Attention(注意が喚起され)
■Interest(興味が生まれ)
■Search(検索し)
■Action(購買し)
■Share(情報を共有する)
AIDAMAとの大きな違いは、
AISAS理論には、購買に際して吟味したり考量したりするための「記憶」の機会が少なく、代わって「検索」と「情報共有」とが購入決定の要因として重要として点ですね。
この”■Search(検索し) ”はインターネットの検索エンジンを使えば簡単に実行できるプロセスであり
検索エンジン自体の操作性もどんどん向上していっていますので、今後、AISAS理論が重要になると思いますね。
実際、私も、何かも商品購入を考ええた場合、
必ず、”■Search(検索し) ”のプロセスをパソコンを使って行います。
しかも、
上記のAISAS理論の各プロセスの中でも、相当の時間を掛けて実行します。
なぜ、そんな時間をかけてまで検索するのかって?
理由は、
・どうせ購入するなら良い商品・サービスを購入したい。
・買った後で、後悔したくない。
・全ての機能/仕様を理解し、自分の求める用途に合った商品を購入したい。
などです。
これは、商品を販売している店舗に出向くよりも自分が知りたい情報が得られますで便利で満足できます。
最近の商品・サービスは、複雑多様化してますので店の店員さんでも詳細仕様まで把握できませんからね。
このように情報ツールと呼ばれるものの進化発展で、消費者の行動プロセスが変化するというお話でございました。
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